構造材 of 大場建築

池谷30.bmp

2012 新築

およそ40坪の2階建て住宅です。
家造りに大切なこと?それは何にこだわるかということです。
今回のこだわりはタイル外壁。タイル外壁と言ってもさまざまな工法や種類があるのですが、違いの分かる人に自慢したい立派な仕上がりになりました。
構造は丸太をふんだんに使い、がっちり造りました。そして内装は住みやすさを重視。
見た目は大事!でも使いやすさ、住みやすさはもっと大事です。見た目ばかりが良くても住みやすくなければ意味がありません。ですから図面上ではなく現場で相談しながら工事は進められました。毎日のようにお施主様は現場を訪れてくれましたが、その回数が家造りに反映されたと思います。
大工とお施主様、一緒に考え相談しながら造り上げたお宅が完成しましたよ。

2011_0617_091009AA.JPG丸太の選別。材木屋さんまで見に行くと言えば格好良いんですが、はっきり言って最近の丸太なんてみんな同じような反り方だから太さを見るだけですね。2011_0617_091026AA.JPGまあそうは言っても根っことてっぺんでは太さが違いますから見比べますね。太ければよいというものでもありません。なんでもバランスが大切ですね。

2011_0623_142442AA.JPG丸太と言ってもご覧のように両側を欠いてしまいます。これを太鼓丸太と呼ぶんですが、はっきり言って太鼓丸太も扱い方は角材と変わりませんよ。

2011_0625_125937AA.JPG皮をむいて墨付けの開始です。 組み方を考えながらおこないます。

2011_0625_103328AA.JPG糸を張って基準の高さを決めます。 お互いに交差して組まれるように 基準高を決めていきます。この作業は丸太すべてにおこなうのですが、立体パズルのようなものです。

2005_0304_114551AA.JPG墨付けの基本道具はたったの4つ。墨つぼ、筆代わりの墨さし、さしがね、そして定規のけんざお。 加えて平面図と大工さえいれば家は建てられるのです。
2011_0705_073913AA.JPGすべての丸太に墨付けが成されました。2011_0705_073853AA.JPG丸太の加工には昔ながらの道具を使用します。機械よりも手作業の方が速い手道具もあるんですよ。2011_0711_175915AA.JPG伝統的な継ぎ手も用います。2003_0728_161715AA.JPG角材は木目にこだわります。 上は大手住宅メーカー使用の梁です。一目瞭然ですね。芯がある木は強いと言われますが割れやすいのが難点ですね。2003_0728_162426AA.JPG横から見ても木目の詰みは一目瞭然!でもこうやって比べればよくわかるのですが、実際はどのような材料が使用されているかは一般の方では判断できませんよね。あなたのおうちは大丈夫?2011_0713_165057AA.JPGプレカット加工の場合、梁の長さが4mくらいの短いものを接合して使います。でも大場建築では6mくらいまでは1本ものを使用します。ですから今回も2階床の梁には継ぎ手を用いることはありませんでしたよ。